行為の向こう側にあるメリット

私たちが行う行為の先には必ずメリット（価値）がある
私たちはお金を支払うという行為をすることによって、どんな価値を得ようとしているか
それが分かると、世の中の見方が変わる
パラダイムシフトする

例えば
スマートフォンは私たちに
どんな価値を与えてくれているか

一台で何役もこなしてくれて
さらにその機能を持ち運ぶことができる
時計
電卓
カレンダー
地図
チケットパス
ユーチューブ
SNS
ゲーム
スカイプ
インターネット
ショッピング
支払い
など
アプリを追加すれば
どんどん機能を増やす事もできる
まず本当に『便利』という価値があり、
『時間や手間を節約できる』という価値がある

そして
どこにいても
だれとでもつながることができる
SNS
Facebook
LINE
Instagram
Twitter
What's up?
などは『寂しさを埋めてくれる』という感情を満たす価値を提供してくれている

また
ネットにつながり、ぼーっとできる
SNS
YouTube
スマホゲーム
映像コンテンツには
『脳のマヒ』という価値がある
情報があふれすぎている社会の中で
私たちは脳を酷使し過ぎている
なので、ひとときでも脳が麻痺し、ボーッと何も考えないでいられる時間を得られるのはメリットといえる
さらに『非日常を味わうことができる』という体験の価値
そして『現実逃避できる』という価値もある
これも現在の社会の情報の多さに原因がある。江戸時代の一生分の情報が数時間で入ってきてしまう現代の私たちの脳は処理が追いつかず混乱している。情報過多は非常にストレスなので、実は現実から逃げたいという欲求をもっている人は多くいる

スマートフォンの価値のうち
『脳のマヒ』
『非日常体験』
『現実逃避』
この欲求を満たしてくれているのが
ライブ
新興宗教
ホスト
ディズニーランド
自己啓発セミナー
高額情報教材
宝くじ
競馬パチンコ競艇
などである

業種、商品が違っても
人々に与えている価値は同じ

人々がお金を払って得たいと
思っている価値は同じ

なので、他業種であっても
実はライバルであったりする
ビジュアル系ロックバンドと
ディズニーランドは
提供しているサービスは違うが
提供している価値は似ているので
ある意味ライバルということができる

私たちはその商品やサービスを購入したいのではない。
その商品やサービスを購入することによって、得ることができる価値（体験や感情）が欲しいのである。
商品サービスの先にある価値を常に意識したい

そして

お金を支払う事だけではない

実は私たちが行う行為全てに
私たちは何かしらのメリット・価値を感じて行なっている